実体による促進劣化試験は、管を管継手に接合した供試材の内部に水道水を適量入れ図に示すような試験装置を用いて恒温槽内で加熱する。管内温度が常時表の t1 になるように槽内温度 t2 をコントロールする。表に示すいずれかの試験条件によって加熱試験した供試材を恒温槽から取り出し、常温まで冷却した後、0.02MPaの水圧を加え、2分間保持する。さらに呼び圧力10Kの場合は1.0MPa、20Kの場合は2.0MPaの水圧を加え、2分間保持する。
図 実体による促進劣化試験装置
表 実体による促進劣化試験条件
条件 | 管内温度 t1±2℃ | 試験期間 |
A | 130 | 457日 |
B | 140 | 229日 |
C | 150 | 115日 |
D | 160 | 58日 |
E | 170 | 29日 |
備考 ゴムの性状を損なわない条件を選択すること