大阪府中央卸売市場は、昭和53年5月に都市化や人口増加の著しい北大阪地域の交通の要衝にある茨木市に開設されました。 以来、鮮度保持の施設や環境・災害に対応した施設、物流基地機能強化のための施設等、時代の流れに即した市場整備を進めてきました。
この府市場では、平成30年6月18日に発生した「大阪北部地震」により、水産仲卸棟の既存給水本管の一部が破損するという被害が生じたため、緊急の配管復旧工事を実施する必要に迫られました。この工事では、市場営業中での工事となるため、施工性が重視された結果、配管材料として施工性や耐震性に優れたステンレス鋼鋼管が採用され、短期間で無事工事が完了しております。
衛生的で耐久性・耐震性にも優れ、100%リサイクルが可能なステンレス鋼鋼管の採用は、これまでの市場整備方針と合致するとともに、『府民の台所を支える総合食品供給基地』としての役割にも寄与できるものと思っております。
所在地 | 大阪府茨木市宮島一丁目1番1号 | 施設規模 (市場全体) |
建築面積 90,822㎡、延床面積 134,982㎡ |
取扱高(市場全体) | 255,784トン 97,306百万円(平成29年度実績) | ||
ステンレス鋼鋼管 使用延m数 |
・125SU=270m ・75SU=38m |