2023年12月5日
ステンレス協会では、2050 年カーボンニュートラルの実現に向けた取組みの一環として、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)のISO国際規格に基づく定量型環境ラベルのプログラム「SuMPO環境ラベルプログラム」に対応したステンレス製品の環境負荷算定ルール(PCR:Product Category Rule)を策定し、12月4日に同機構より認定を受けました。
カーボンニュートラルの実現に向けては、定量的環境情報の開示要求が世界的に加速するなか、企業においては、国際基準の環境ラベルを取得することが重要性を増しており、なかでも製品環境宣言(EPD:Environmental Product Declaration)は国際的に活用され、日本でも取得する企業が増えてきています。
そしてこのEPDの取得には、製品種別毎の算定ルールであるPCRの策定と、そのPCRに則った算定が必要となります。
ステンレス製品に関しては、これまでステンレス管のPCRが策定されていましたが、ステンレス協会では2023年4月よりステンレス管を含む全てのステンレス製品を対象としたPCRの策定に取り組み、このたびSuMPOの認定を受け公開する運びとなりました。
本PCRの活用によりステンレス製品に関する環境情報の開示が伸展しますことを願っています。
公開されたPCRはこちら(SuMPO環境ラベルプログラム認定PCR一覧)よりご参照ください。
本件に関するご連絡/お問い合わせ先
ステンレス協会 TEL:03-3669-5691