夏期節電対策への取り組みについて

今夏におきましては、東日本大震災の影響により、大幅な電力不足が見込まれております。
ステンレス協会としては、業界を挙げて節電に取り組むべく、以下を基本指針として臨む考えであります。協会として、会員各位に、この指針に即した運用を促すものでありますが、具体的な運用につきましては、適用対象箇所・事業所・部門等含め、各社の事情に応じたものと致します。

(指針)

夏期電力消費ピーク期間(7月~9月)を中心に、以下を指針に取り組む。

1. 節電行動の徹底
例)空調設定温度見直し、こまめな消灯、端末電源オフ 等

2. 始業時間~終業時間の繰り上げ(1時間程度)
例)従来 標準就業時間:9時~17時→夏期:8時~16時 等
上記による空調稼働時間短縮、ピーク電力消費量を削減

3. 節電ビズ導入 且つ 早期実施化
例)ポロシャツ等での出社を可とし、5月~実施 等

4. 休日配置の見直し
例)平日の休日化によるピーク電力消費量の削減
例)夏期一斉連休の実施によるピーク電力消費量の削減

当指針に基づく運用については、ステンレス専業一貫メーカー(新日鐵住金ステンレス、日本金属工業、日本冶金工業)をはじめ、協会各社が具体的検討に着手したところです。
尚、ステンレス協会としては、生産・配送等含め、あらゆる面から、ステンレスの安定供給に努め、東日本大震災からの復興に向け、全力を挙げて取り組む所存です。

ステンレス協会
会長 木下 洋

このページのTOPに戻る