作品カテゴリー:建築・土木部材
京都国立博物館平成知新館(内装および玄関部材)
東京ステンレス研磨興業株式会社、株式会社新高製作所
選考理由
京都国立博物館平成知新館の内装ならびに玄関部材にステンレスを使用するにあたり、その建物に調和する高い意匠性が求められました。
製作にあたっては、高平坦度ステンレス厚板にEGR(電解砥粒減面)で下地処理したうえで鏡面研磨仕上げにし、更にビーズブラスト処理を施すことで「ディープトーンミラー」という日本を代表する博物館にふさわしい美観と日本的な空間構成に見事に調和した表情を作り出しました。
今回の製品は、それぞれの会社の技術コラボレーションから誕生し、日本の伝統工芸を展示する建築物の美観と空間演出に大いに寄与する材料としてその持ち味を発揮しています。
この採用によって、ステンレスが生み出す意匠性の可能性を広げ、その美観を多くの人にアピールすることができました。
使用鋼種:SUS304
使用量等:約20,000kg
推薦会社:新日鐵住金ステンレス株式会社
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